Title: APB __Shimano Ultegra 6600_Sticker Tune & カーボンホイール (Berry Pink)

今回ご紹介するMoku《改》No.008は、

ピンクブルーのポイントカラーが映える、

ステッカーチューンされたモールトンをご紹介します。


このコーディネイトの発端は、

以前、当サイトでMokuオリジナル Berry Pink のモールトンをご紹介していた頃、

その後ろに写っていたブルーのRacing Miniとの組み合わせに

ひと目惚れされたからだそうです。


初めてスポーツバイクに乗られるということでしたが、

当初よりしっかりとしたご自身のイメージをお持ちでした。

曰く、ボディはBerry Pink、ポイントカラーにブルー、コンポーネントはシルバー。

そしてRacing Machineとして欠かせないカーボンホイールは必須アイテムとして、

さらに一緒に撮影していたRacing Miniのように

このモールトンにもステッカーチューンをして欲しい!


一方、コンポーネントなどの指定はなく、イメージ先行!のように見えますが、

毎年秋に開催される『鈴鹿エンデューロレース』に向けて

Racing Machine としての性能も充分に考え、

SHIMANO上級グレード New ULTEGRA 6600 10speedを装着されました。


順調に作業が進み、最後の工程『ステッカーチューン』では

最高のMachineに仕上げるべく、

自転車メーカーのステッカーではなく、

知る人ぞ知る自動車メーカーのステッカーを貼り、

パイプが細くステッカーチューンの難しいAPBを

見事にドレスアップさせることに成功。

Pinkにシルバーの相性は抜群で

そこにBlueを組み合わせた2台とない個性的なモールトン[通称:Momo]は

時にはRacing に、時にはCute に映る

オーナーとMokuの熱い想いがコラボレートした最高のバイクとなって誕生しました。


今回初めてAPBのステッカーチューンの依頼を受けましたが、これをきっかけに、

カーボンホイール専用の[MokuTune]オリジナルロゴステッカーを制作。

モールトンの新たな楽しみ方が発見でき、私たちスタッフも大変うれしく思います。


納車の日オーナーは、京都右京区のMokuからご自宅の兵庫県伊丹市まで自走で帰宅。

午後14:30に出発して、午後21:50到着...。

あまりのしんどさに途中公園で愛車[Momo]と夕寝?!したそうです。

初めてのスポーツバイクでドロップハンドル、しかも長距離・・・。

未知への挑戦でしたが、無事帰還されました。


これから愛車[Momo]とのイベントは目白押しとのこと。

お稽古ごとの太極拳をならいに行くのに伊丹から大阪難波までの距離を

Momo]と一緒に通われ、

フェリーで行く四国高松のうどんツアーや、

Mokuまでのツーリング再チャレンジなどなど、

Momo]との充実した新しい生活がこれからどんどん深まるそうです。


遊び上手なオーナーと素敵なパートナー[Momo]との楽しみ方、過ごし方など

またいろいろ聞かて下さいね!楽しみにしています!

今回ご紹介させていただいたオーナーと

モールトン[通称:Momo](西京極運動公園にて)

【左】西京極運動公園内で納車時のポジションや操作方法などのレクチャー風景

【右】以前、当サイト内でご紹介していたMoku オリジナルのモールトン・Berry Pink。  .........撮影協力:ブリティッシュ・ミニボックス(京都)

  1. 1.今回のカスタムには欠かせないアメリカ製[HED]カーボンホイール。Moku2+4で初めての女性カスタマイズオーナーです。このカーボンホイールだけは絶対に外せないとはじめに指定されました。Mokuのオリジナルロゴ[MokuTune]のステッカーを貼ることでよりホイールが引き締まり、レーシーに。

  2. 2.ピンクのボディカラーにブルーのパーツを入れたいとのご要望で、サドルはイタリア製[fizi:k]アリオネを提案。難しい色合わせですが、ブルー単色のデザインではなく、メタリックの入ったブルー/シルバーは個性的なボディカラーをレーシングでシャープなバイクに仕上げています。このサドルは、デザインだけでなく長距離向けに快適性をも追求したコンフォートサドルとして発売当初から絶大な人気があり、主にロングツーリングを楽しみたいオーナーにぴったりです。

  1. 3.ポイントカラーのブルーがサドルだけだと存在感がありすぎるので、何点かブルーのパーツを加えようと、アルマイトブルーの上品なフランス製[TA]のチェーンリングを提案すると、直感的にイメージされ、快諾。ご自身の中でイメージが完璧に出来上がっておられたので「あり」「なし」がとても明確でした。このリングの存在で全体がとても洗練されたバイクに変化しました。

  2. 4.バーテープはコンポーネントに合わせて[Deda]カーボンシルバーをセレクトし、全体がソフトなイメージに。シフトレバーには、待望のニューモデル[Shimano]ULTEGRA 6600 10speedを。ビギナーでも操作しやすいブレーキとシフトが一体になっている新型のデュアルコントロールレバーは、ブラケット部の形状が握力の少ない女性でも握りやすく、ブレーキング、シフティングが無理なく楽しめるデザインです。

  1. 5.そのデュアルコントロールレバーに合わせて、カセットスプロケット、前後ハブもULTEGRA 6600に。

  2. 6.キャリパーブレーキもULTEGRA 6600。ドロップハンドル用のブレーキシステム『キャリパーブレーキ』を装着するためのキャリパーブレーキ台座も合わせて取り付けました。

  1. 7.ステムは、ドロップハンドル初心者のオーナーでも気負いなく楽なポジションで楽しめるように、突き出しの短いMTB用アメリカ製[THOMSON]Aヘッドステムをセレクト。ドロップハンドルには、MTBクランプサイズ25.4mmに合わせて、Mokuがオリジナルで製作した[MokuTune]のハンドルを合わせました。

  2. 8.サイクルメーターは、ケイデンス(タコメーター)機能付きで、ケイデンスを測定するクランクセンサーがないワイヤレスタイプの[ Shimano]フライトデッキを装着。モード切替ボタンがデュアルコントロールレバーのブラケットに内蔵されているので、手元でモードチェンジOK。ギア歯数表示やギア位置表示、10m防水といった Shimanoだからこそできる豊富な機能で、ツーリングの楽しさを倍増してくれます。

  1. 9.今後の輪行を意識されてセレクトした[MKS]のワンタッチで着脱式できる機能的なペダル。 Mokuではモールトンにパーツを組み付ける際、変速性能を上げるため、モールトン専用のオリジナルパーツを製作。リアのフレームエンドにスペーサーを加えています。さらにShimano推薦のチェーンラインに近づけるため、ボトムブラケットスペーサーを組み付け、モールトンとパーツの製品自体の性能を最大限引き出すための調整を行っています。

車種:Alex Moulton_APB

Date:2005年2月

  1. 箇条書き項目 No.008

拡大画像: MokuTuneBicycles TSR&APB_No.026AM_TSR.html
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