Shoun Moulton

with Kyoto Touring

2012.5.31

 

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▲▶吉田山荘を後に、平安神宮の応天門をまっすぐ南へ下がって東山方面へ。青蓮院、円山公園、長楽館、高台寺を通過して、七条通にある三十三間堂へ向かいます。

◀▼三十三間堂に到着…したのはいいんですが、拝観時間に間に合わず…なんてこったです。私が時間を把握し間違えてました…。ごめんなさいショーンとトゥルーディ…。仕方が無いのですぐ近くの『豊国神社』で休憩しました。

▲▶そんなこんなで祇園の花街『花見小路』に寄り道。京都の東側を軽くぐるりと巡って走行距離30km。モールトンに初めて乗ったトゥルーディさんも30kmもツーリングしたことにご自身も驚かれていました。木屋町通を通ってMokuまで帰りました。

▲祇園で最も由緒ある 一見(いちげん)さんお断りのお茶屋さん『一力亭』前にて。

おまけ/ 5月30日 Mokuに来店

以前より、フレームの精度について何度も連絡をしていたんですが、ショーン・モールトン氏から5月にプライベートで京都に行くと連絡を貰ったので、この機会に直接話をすることができました。


錠盤にフレームを載せて治具を使って、直接ショーンにフレームの精度を確認してもらい、いつも私が感じているロウ付けによるフレームの歪みについて意見を述べました。

ショーンも精度の事を理解して、インターネット電話(skype)ですぐに英国のFactoryに

電話をかけてFactory責任者と話を始めました。(本当に便利な時代になりました。)

電話を終えたショーンが「何故このように歪むのか」と意見を求めてきたのでいくつかの原因と改善点を言いました。


・モールトンフレームを改造する際、バーナーで炙って元のパイプを取り外そうとしたときに、外径も細く、肉厚も薄い割には高い温度でロウ付けしていることが分かったので、もう少し温度を下げた方が良いように思う。


・高い温度のロウ棒を使っていると思うが、温度が低くても強度が確保できるロウ棒があるので、モールトンのような細いパイプにはそういったロウ棒を使ってみても良いのではないか。


・モールトンはロウ付け箇所も多いので、熱による歪みを最小限に抑えるために、ロウ付けのやり方も考えた方が良いように思う。パイプが集合している箇所は特に炙る時間が多くなってしまうので、ロウ棒だけでなく、こういった面も考えていっても良いのではないか。


また、ロウ材やフレーム部材の種類などについても話し合いました。簡単にはいかないかもしれませんが、素晴らしい構造を持った自転車なのでどういう形であれ、より質の高いものに改善されれば良いなと思います。

Special Thanks!

Akihiko Abe

Emi Udel

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Moku2+4

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